flamenco festival in Tokyo 2013「楽屋で乾杯」

2013年10月12日から14日の三日間、新宿文化センターにおいて「flamenco festival in Tokyo」が開催されました。

プロデューサーは、ミゲル マリン。出演は、ベレン マジャ、マヌエル リニャン、イスラエル ガルバン、ロシオ モリーナ。フラメンコの新時代を切り開こうとする今回の作品は、私の中にあったフラメンコという枠に大きな衝撃を与えていきました。
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ベレン マジャ と ロシオ モリーナ によるロマンセ

「ベレン マジャとロシオ モリーナによるロマンセ」の画像

2008年2月ヘレスのフェスティバルで初演された「ムヘーレス」の一場面。

「ムヘーレス」はベレンの父で不世出のフラメンコ舞踊家マリオ マジャがベレンとロシオ、そしてベテラン舞踊家メルチェ エスメラルダという世代の違う三人の女性フラメンコ舞踊家のためにつくった作品です。同じ年の9月にマリオは亡くなったので彼の遺作となりました。

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ベレン マジャ の タラント

Belen Maya の写真

動画は、 ベレン マジャ による タラント です。2011年ヘレスのフェスティバルでの作品「トレス」初演のもの。

タラント は鉱山に働く人たちの歌といわれ、伝統的に地味めの衣装で踊ります。ここでもシンプルな衣装ですね。最初、歌が無伴奏で歌われていますがこれは非常に珍しいことです。歌だけで踊ることで歌と踊りの関係がはっきりみえてきます。靴音もいつもよりはっきりきこえてきます。 フラメンコ の伝統をしっかりふまえつつも、新しい感覚をとりいれてきたベレンらしい一曲です。

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