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イスラエル・ガルバン、名古屋で「SOLO」と「FLA.CO.MEN」をW公演

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躍動するコンパス。目を閉じて耳を傾けていると、彼の足で刻まれるリズムはまぎれもないフラメンコそのものなのです。それでも、彼の上肢が描く自由な造形は、コンテンポラリー・ダンスといった方が収まりがいいような気がします。

2013年の東京公演ではじめて観ることができたイスラエル・ガルバンの踊り。その中で私は、フラメンコという礎から生まれ出た一つの可能性を、新鮮な衝撃と共に垣間見ることができました。

ジャズをはじめ様々なジャンルのアーティストとの共演に挑みながら、フラメンコ音楽の枠を広げ続けたパコ・デ・ルシアのように、イスラエル・ガルバンもまた、フラメンコという言語を通して自分らしく表現しようとし続ける先駆者なのだろうと思います。

そんな、イスラエル・ガルバンが2016年10月、名古屋で開催中の「あいちトリエンナーレ 2016」に出演します。「あいちトリエンナーレ2016」は、愛知を舞台に3年に一度開催される現代アートの祭典で、今年は8月11日から10月23日までの72日間に10組のアーティストによる計13作品とオペラ作品が紹介されています。その中で、10月7日から16日まで、イスラエル・ガルバンの「SOLO」と「FLA.CO.MEN」の2作品が上演されます。

「SOLO」は、公演中に舞台の上で突然動けなくなってしまい1分間の静寂に包まれるという体験がキッカケとなって創り出された作品で、完全な無音の中、タイトル通りガルバンがたった1人で自身の内面を旅します。「FLA.CO.MEN」は、先鋭的な音楽家たちとともに、フラメンコの起源やガルバン自身の生い立ちを辿る最新作。中部エリアのフラメンコ・ファンだけではなく、コンテンポラリ・ダンサの皆さんにもオススメの2作品です。

なお、10月10日と11日に予定されているイスラエル・ガルバンによるワークショップは、定員をはるかに超える応募がありすでに受付を終了しているそうです。詳しい公演情報は、「あいちトリエンナーレ 2016」の公式サイトをご覧ください。


『SOLO』
10月7日(金)19:00、8日(土)18:00、9 日(日)18:00
愛知県芸術劇場 小ホール
5,000 円(学生 3,000 円)[全席指定]
P コード:451-529

『FLA.CO.MEN』
10月15日(土)17:30、10月16日(日)13:30
名古屋市芸術創造センター
S席 6,000円(学生3,000円)、A席 4,000円(学生2,000円)[全席指定]
P コード:451-530

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