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フラメンコ フラッシュ モブ vol.3 in 名古屋

2014年3月30日午後3時、名古屋市中区のもちの木広場において東海地区では初の試みとなるフラメンコ フラッシュ モブを実行しました。

当サイトとしては三回目となるフラッシュ モブ。今回ご協力いただいたアーティストは、前日に京都公演を終えたばかりのアントニオ カナーレス(踊り)、カルメン レデスマ(踊り)、マリ ペーニャ(歌)、ディエゴ ゴメス(歌)、アントニオ モジャ(ギター)という超豪華キャストとなりました。

この日の天気予報は雨。東京は早朝から霧雨(きりさめ)が舞うなか、開催の見込みがまったく立たない状況で私も名古屋へ向かいました。会場は、大通りに面した屋外の遊歩道です。

午前10時、栄駅に到着。同地区を拠点に活動するフラメンコ舞踊家の石川慶子さんとともに、現地を確認しました。この頃から名古屋市内の雨は本降りとなり、予定を立てられない状況が続きます。何とか屋内で出来る場所はないかと石川さんに他の会場をあたっていただいたのですが許可が得られず、このまま天候の改善を持つことになりました。

雨のピークは昼前後、西から来る雨雲も午後4時には通り抜ける予報となっています。それでも外は小雨が降ったりやんだりの状態。いまだ可否の判断がつけられません。会場近くのスタジオで特別クラスを開講していたアントニオ カナーレス等に合流します。

午後2時過ぎ。小降りになったとはいえ、予定時刻の1時間前になっても雨がおさまる気配はありません。アーティストの招聘主であるマンサニージャさんや石川さんと協議をしながら、それでもこの機会を逃したくないという思いが勝り、確証を得られないままに実行することを決断しました。

そして、奇跡がおきました。開始30分前のことです。朝から覆いかぶさっていた雨雲に切れ間が見えはじめ、栄駅の周辺に青空が広がったのです。会場に集まった参加者の顔にも安堵の色が浮かびます。

ところが、安心できたのは束の間のでした。参加者への説明が終わり会場に向かうと、すでにマエストロ達が踊り始めていたのです。慌ててその場に向かう参加者の人たち。私は、ビデオカメラの準備もできていません。どうやら雨雲と一緒に、計画していた段取りも流れ去ってしまったようです。あとは、マエストロ達の気分まかせ。アントニオ カナーレスの呼びかけをきっかけにセビジャーナスの群舞が少しずつ大きくなっていきます。

今回のサプライズ イベントは、フラッシュ モブというよりもスペインのフェリア(春祭り)といった方が近いのかもしれません。なかなか、予定通りにはならないものです。

それでも、季節は春。春といえばセビジャーナス。立ち止まった人も、参加した人も。天の恵みが降り注ぐなかで、この場に居あわせた人たちに広がった笑顔を見れば大成功といえるのではないでしょうか。

今日は、中日新聞の記者の方がいらっしゃいました。もしかすると、近日中に記事として取り上げていただけるかもしれません。私は東京在住のために直接手に取ることはできませんが、見かけられた方は教えてください。

アントニオ カナーレスとカルメン レデスマ等が出演する「PLATA Y ORO」の名古屋公演は4月4日金曜日にZepp名古屋にて、東京公演は4月6日日曜日にシアター1010で開催されます。

ご紹介の動画はバタバタする中で撮影した、現地の映像です。

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